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研究協力

持続発展教育カリキュラム-現代的科目群

 宮城教育大学は、現代社会が抱える多くの課題を解決する能力を育成するために、現代的課題科目群(副専門) を設けました。

教育目的と履修の仕組み

 現代的課題科目は、教育現場で求められていながら、従来の教科や学問分野に収まりきらない現代的な諸課題について学ぶための科目です。所属するコース・専攻の専門分野のほかにもうひとつの専門分野を身に付けたり、自部の専門分野について異なる角度から総合的な見方を獲得することを目指します。この科目は、特定のテーマの下に編成された9つの科目群が設定されており、そのうちのひとつの科目群を選択して履修します。

  ● 地球的視野に立って行動できること
  ● 変化の時代を生き抜いていけること
  ● 教員として必然的に求められる資質を持っていること

 このような目的を達成するため、学生各自が特定のテーマのもとに編まれた「科目群」を一つ選択して、その「科目群」に属する科目を段階的に履修することにより、学習が展開する仕組みになっています。「科目群」を編成している科目は、設定されたテーマに基づいて有機的に関連づけられているとともに、実践的要素を豊富に含むという特徴を持っています。

「科目群」の設定方針

 現代的課題科目の「科目群」は、下記のねらいのうち二つ以上を必ず含むという方針で設定されています。

  ●地球・国家・人間をめぐる問題に対する理解力の育成。
  ●変化の著しい現代社会の諸問題に柔軟に対処できる能力の育成。
  ●地域社会とのつながりを意識した教育を企画し実践する力の育成。
  ●人権を尊重できる豊かな人間性の育成。
  ●異文化に対する理解力と共生の思想を身につけた、国際的人間の育成。
  ●自ら課題を発見し、解決していける、課題解決能力を養う。
  ●豊かな人間関係を築けるコミュニケーション能力を養う。
  ●情報化、国際化の時代に必要とされる知識・技能(外国語や情報処理など)を養う。
  ●現代の子ども、および教育現場が抱える問題に対する理解力と、適切な支援を行う力を育む。
  ●教職に対する責任感や誇りを育む。
  ●児童・生徒の指導に必要な知識・技能を習得する。

 これらのねらいは、現代的課題科目の履修によって、第二の得意分野を獲得するだけでなく、人間としての幅を広げてゆくことを期待して設けたものです。

  キーワード こんな教員を育てます
1 特別支援教育 特別支援教育、ノーマライゼーション、共生社会 特別な教育的支援を要する児童・生徒の教育的ニーズを把握し、共生社会の実現に向けての適切な指導・対応ができる教員を育てる。
2 適応支援教育 臨床教育、カウンセリング、心の教育、いじめ、不登校、非行、学習支援 いじめ、不登校、非行など「適応」が問題となる局面で、臨床的なアプローチにより指導・対応のできる教員を育てる。
3 多文化教育 学校の国際化、国際理解教育、日本語教育、開発教育、外国籍児童生徒 国際理解教育にかかわる総合学習や交流行事を企画立案できる教員、外国籍児童生徒や帰国子女の指導ができる教員、日本人学校や途上国など海外の教育現場で活躍できる教員を育てる。
4 現代世界論 持続可能な開発、地域社会、開発と公害、伝統と近代化 激動する現代世界を様々な視点からとらえ、適切な指導ができる教員を育てる。
5 食・健康教育 食教育、学校給食、健康教育 生きる力の基本となる食と健康に関する素養を持ち、児童生徒に適切に指導できる教員を育てる。
6 自然環境教育 地域自然環境、野外活動・学習、エネルギー、物質環境、生命環境 自然科学的な視点で、体験的な環境教育を企画・立案し、実践のできる教員を育てる。
7 芸術表現教育 芸術活動、表現活動、総合的企画運営 ことば、音、イメージ、からだなどを柱に五感を通した芸術表現を学び、参加・体験型の表現活動を企画・実地できる教員を育てる。
8 メディア情報教育 情報社会、ホームページ、データベース、ネットワーク技術 様々な情報処理の方法と技術を活用でき、その利点と留意点についての見識をもって教科等の指導に役立てられる教員を育てる。
9 自然科学論 科学誌・数学史からみた現代科学、日常生活の中の先端科学と数理科学 現代の自然科学の動向を多角的にとらえ、正確な情報の収集法やその活用法もこめて、児童生徒に適切な指導ができる教員を育てる。